MXFファイルは何?

MXF規格とは(MXF=Material Exchange Format)

MXF(Material eXchange Format)は、映像の規格策定団体であるSMPTE*1で規格化された業務用映像ファイルフォーマットだ。映像をファイル化する際の「入れ物」、つまり乱暴に言うとVTRテープケースやVTRカセットに相当するものと捉えることができる。この「入れ物」であるMXFには、映像や音声をデータ化して格納できるほか、さまざまなメタデータや関連データを格納することができる。また、映像をファイルで運用する場合に必要となるさまざまな機能を持つ。MXFは、将来拡張可能な非常に自由度の高い規格として考えられている反面、規格のどの部分を使うかで機能や互換性が違ってくる。

※1 SMPTE(Society of Motion Picture and Television Engineers、米国映画テレビ技術者協会)、映画やテレビ放送に関する標準技術規格を策定している団体。たとえば、D2 VTRのD2はSMPTE 245M~248Mの規格となっている。

パナソニックP2、ソニーXDCAM/XDCAM EX、池上通信機GFCAMといったカメラの標準ファイルフォーマットとしても採用された事で耳にするようになってきた「MXFファイル」これは今までの ファイル名のあとに000.mxfと付くだけの拡張子では無いようで…Photoshopだったら「.psd」Illustratorだったら「.ai」アクロバットの「.pdf」などのファイルフォーマットを表す拡張子とは趣旨が違うようです。

自由度の高い、幅の広い規格として策定

MXFは、特定の映像や音声の圧縮技術(コーデック)に依存しない、自由度の高い、幅の広い規格として設計されている。規格策定をする段階において、「使用するコーデックは特定できないし、特定をすべきでもない」という観点で、さまざまなコーデックを許容しているのだ。映像・音声のファイルは、非圧縮であったり、圧縮技術を使用して圧縮したデータであったりする。MXFでは、これらの映像データ、音声データ に加え、タイムコードやSDIのアンシラリ情報についても同期をとってファイル化する必要がある。そこで、MXFでは、「ラッピング(wrapping)」という概念を持ち込み、映像データ、音声データを「包む」「器」としてのフォーマットとなった。

MXFファイルの構造

MXFの構造は、大きく分けて、「ヘッダ/フッター」と「エッセンス」の2つに分けられる。MXFでは、各種メタデータの入ったヘッダ/フッターの 間に、エッセンスが含まれるサンドイッチ構造を採っている。さらに、さまざまなデータを格納するための工夫もなされている。MXFファイルは、 「KLV(Key-Length-Value)」と呼ぶデータ要素の集まりで構成されており、メタデータ、映像・音声データなど、すべてのデータがKLV 構造をとっている。KLV構造は、各データにその中身とデータサイズが分かるようにKey(タグ)が付けられたものであり、読み込み側で扱えないデータに ついては、Keyを見て読み飛ばすことも容易になっているわけだ。

すなわちMXFファイル対応のソフトウェアであっても内包される動画のコーデックに対応していなければ開く事が出来ない…と言うことが起こり得る。MXFファイルでは内包される動画・音声コーデックをエッセンスと呼んでいる。現在下記表のエッセンスに規定されている。

今後もMXFファイルの規格が拡張されることを考えると、撮影・収録機材の仕様をよく確認して使用しているソフトウェアが対応しているか確認することが必要になってくる。

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